節分には豆まきをし、恵方巻きを食べると言う家庭がたくさんあると思います。
晩ご飯に恵方巻きを食べる場合、サイドメニューはどのようなものを作ったら良いのでしょうか。
恵方巻きに合うサイドメニューについて紹介していきたいと思います。
■何で節分に恵方巻きを食べるの?
節分に食べる恵方巻きの恵方とは、その年の幸せをつかさどる神様(歳徳神)がいる方角のことを言います。
恵方は毎年変わり、昔から恵方を向いて何かをすると上手くいく・縁起が良いと言われていました。
恵方からくる幸せを太巻きに巻き込み体内に取り入れ、1年の幸せを願ったのが始まりとされています。
また、海苔は黒く鬼の金棒とされ邪気を払う、太く長いものを食べることで1年の健康を願うなどとも言われているようです。
恵方巻きを食べるようになったのは江戸末期から明治初めのようです。
昭和に入り、巻きずし促進を狙った大阪寿司組合が「節分に恵方をむいて無言で1本の巻ずしを丸かぶりすれば、その年は幸運に恵まれる」と宣伝を行いました。
そこに目をつけたのが海苔協会。
海苔需要拡大を狙い恵方巻きのイベントやキャンペーンを行ったことで節分に恵方巻きを食べる人が増えたようです。
恵方巻きを切ると縁起が悪いと言われていることから、恵方をむいて1本丸かじりすることが大切です。
口を外すと福がこぼれる、願いがこぼれ落ちると言われ、食べ終わるまではしゃべらないようにすることが大切だと言われています。
■恵方巻きに合うサイドメニュー一覧と簡単レシピ
恵方巻きだけではなんとなく物足りないのでサイドメニューが欲しくなります。
汁もの・茶わん蒸しや煮物の他に、お子様向けに揚げ物を作るという人もいるようです。
節分に食べると縁起がいいと言われているものに、白い豆腐・イワシ・こんにゃく・そば・くじらがあります。
このような食材を使ってサイドメニューを作っていくのも良いでしょう。
・いわしのつみれ汁(4人分)
1.いわし3匹(内臓・骨・皮を落とす)・生姜20g・みそ小さじ2・片栗粉大さじ1をフードプロせっサーに入れる。
2.鍋に水を500cc入れ沸騰させ、そこにフードプロセッサーにかけた材料を好きな大きさにスプーンで丸め入れ、強火で6分ゆでる。
3.長ネギの白い部分25cmを斜め切りにする。
4.つみれを茹でたら火を止め、だしの素小さじ5・醤油小さじ1を入れ中火で8分蓋をして煮たら出来上がり。
(ここにあげたレシピはすまし汁風です。味噌仕立てにしたり、ニンジンやごぼうのささがき・大根などを入れアレンジする事もできます。
・けんちん汁(お椀6杯分)
1.大根8cm・人参2/3本(いちょう切り)、ごぼう1/2本(ささがき)、里芋6個(輪切り)、こんにゃく1/3枚(こぐちぎり)、豆腐1丁(さいのめ切り)を、ごま油で炒めます。
2.そこに昆布としいたけでとっただし汁を6C加え(和風だしでもOK)、煮込みアクを取り弱火にし塩と醤油で味を調えて出来上がりです。
・こんにゃくきんぴら(4人分)
1.こんにゃく1枚を食べやすい大きさにちぎり、ゆでてあく抜きをします。
2.鍋にごま油を大さじ2熱し、小口切りにした少量の鷹の爪を入れ香りが出たら茹でたこんにゃくを入れ炒めます。
3.醤油大さじ2・砂糖小さじ2・酒大さじ1を入れ、こんにゃくに味が染みたら出来あがり。
・くじらの竜田揚げ(4人分)
1.くじら赤身150gを、醤油、にんにく・生姜・玉ねぎを適量すりおろしたものに、
酒大さじ1杯3倍濃縮めんつゆ大さじ2をを加えたものに10分以上漬け込みます。
2.片栗粉をつけて油で揚げると出来上がり。
まとめ
節分の日は恵方巻きだけではなく、
縁起の良い食材をつかってちょっと豪華な夕食にしてみませんか?
きっと盛り上がる事と思います!
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