上司を呼び捨て?!
上司を社外では呼び捨てにしなきゃいけない…。
呼び捨てになんかできないですよね〜。
社会人になりたての人は必ずしもそう思うものです。
しかし!
社外では上司であっても、呼び捨てにしないとあなたはビジネスマナーがなっていない人だと思われてしまいす。
社外での上司の呼び方に関するマナーをご紹介しますね。
上司の名前を社外で使うときのマナー
呼び捨て
社外の人と話しているときにときは、上司の名前は必ず呼び捨てというのがマナーです!
例を挙げると以下のような感じになりますね。
- 「こちらが私の上司の鈴木でございます」
- 「部長の山田はあいにく席をはずしております」
- 「営業課の小林でございますね?」
ご紹介した例のNGな例は以下になります。
- 「こちらが私の上司の名前は鈴木さんでございます」
- 「山田部長はあいにく席を外しております」
- 「営業課の小林さんでございますね?」
まず社外では「さん」は絶対につけてはいけません。
また「山田部長」も使わないようにしましょう。
なぜ呼び捨てなのか
なぜ、自分よりも目上の人を呼び捨てにするのか。
疑問ですよね。
もし、隣に上司がいるときに電話で「山田は〜」なんて上司のことを呼び捨てにするとしたら、ほんとにドキドキしますから…。
ただ、やっぱり意味はあって、会社の中では上司というのは目上の人にあたるわけですが、社外に行くとあなたも上司も部下も「A社の人」という扱いになるわけなんです。
そのため、呼び捨てじゃないとおかしいんです。
例を挙げると、自分の母親のことって外では「母が〜」と言いますが、普段母親を呼ぶときって「お母さん」「お袋」「母さん」などではないでしょうか。
それと一緒で、自分の身内に敬称をつけるのはおかしいんです。
呼び方以外にも抑えておきたいこと
尊敬語は使わない
上司に対して社外の人に説明するときには、
上司に対しては敬語は使わないようにしましょう。
<間違った例>
- 「部長の山田はあいにく席を外されています」
- 「営業課の小林が向われます」
- 「弊社、社長がおっしゃりました」
正しく直すと以下のようになります。
- 「部長の山田はあいにく席を外しております」
- 「営業課の小林が参ります」
- 「弊社、社長が申しました」
先程もご紹介したように、同じ会社内の人は身内になるわけですから、
その上司に対して敬語を使うのはおかしいので、謙譲語を使いましょう。
紹介するときには偉い人順
もし、自分の上司を社内の人に紹介するときには、社内での偉い順に紹介しましょう。
会長、社長、取締役、本部長、課長、係長、主任などと会社によって多少役職が増えることもあるとは思いますが、ざっとこんな感じの順番になります。
間違っても一番近くにいたからと言って、部下から紹介するのはやめましょうね。
まとめ
社外では上司は呼び捨てに…
- 「山田部長」はNGだが「部長の山田」はOk
- 社内の人は身内となるから「さん」付けもおかしい
呼び方以外にも押さえておきたいことは…
- 尊敬語は使わない
- 紹介するときには偉い人順
などです。
ビジネスマナーは覚えておかないと恥ずかしいので、しっかりと押さえておきましょう!!
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