新学期は、新しい学校やクラスでの生活が始まります。
このことが、子どもたちの心に重くのしかかってしまう場合があります。
新しい環境や人間関係に慣れなければというプレッシャーが、ストレスになってしまうのです。
では、新学期、我が子がストレスを抱え込んだ場合、どう対処したら良いのでしょうか。
ストレスに負けない心を育てる方法と共に、お話していきたいと思います。
新学期、ストレスを溜め込んでしまった子どもにはどう接したら?
子どもは、ストレスを溜め込んでも、自分からそれを話そうとはしません。
なので、ママが子どもたちの様子を察知してあげる必要があります。
例えば、「最近口数が減った」「上の空で元気がない」という様子なら、要注意です。
又、突然感情をあらわにするようになったり、赤ちゃんのようにぐずったりする場合も同様です。
これらは、ストレスによって、心のバランスを崩しているというサインです。
でも、「何かあったの?」と無理に聞き出そうとしてはいけません。
かえってそれがプレッシャーになり、心を閉ざしてしまう可能性が高いからです。
このような時は、まず子どもの手を握ったりして安心感を与えてあげてください。
スキンシップは、子どもの心の落ち着きを取り戻してくれる特効薬ですよ。
そして、「いつも頑張っていて偉いね」などと褒め、自信をつけてあげましょう。
「ママはいつも味方なんだからね」と声をかけて安心させてあげるのもいいですね。
但し、「頑張れ」といった、発破をかけるような言葉はNGです!
逆に緊張感を高めてしまい、「これ以上何を頑張ればいいの?」とパニックになってしまいます。
もし体力的に余裕があれば、気分転換に外へ連れ出すこともオススメです。
日常から離れて思いっきり楽しむうちに、子どもは自然に明るさを取り戻すことが多いようですよ!
子どもがストレスに負けない心を作るためには
ストレスに負けないよう、子どもの心を鍛えるためには、いくつかポイントがあります。
まず、根性論で子どもを鍛えようとしてはいけません。
そのようなことをすると、子どもは委縮してしまい、余計に打たれ弱くなります。
プレッシャーを糧にする子どももいますが、そのような子ばかりではありません。
大切なことは、「いつでも落ち着いていられる状態を作ること」です。
そのために必要なことは、規則正しい生活です。
バランスの良い食生活と早寝早起きの習慣で、体と脳の状態が安定します。
それによって、心身に余裕ができ、ストレスに負けない心のベースが出来上がります。
もう1つ大切なことは、家族間のコミュニケーションです。
できる限り、家族間での会話の時間を増やすようにしてください。
それによって子どもは、「困ったことがあったら、家族に話せば大丈夫」と安心感を抱きます。
「いつでも自分の味方が近くにいる」という感覚を、ぜひ体感させてあげてくださいね。
まとめ
新学期は、子どもがストレスを溜め込みやすい時期です。
この状態を見逃してしまうと、そのまま心を閉ざしてしまうことがあります。
子どもがいつもと違った様子を見せたら、温かく支えてあげてください。
プレッシャーをかけるのではなく、安心感と自信を与えてあげましょう。
又、子どもがストレスに負けないよう、強い心を育てることも大切です。
そのためには、生活習慣と家族間の絆が大切なポイントになります。
コメント